国土交通委員会にて質問に立ちました。

2024年05月17日

国土交通委員会にて短い時間ですが、質問をさせていただきました。

建設業は汚い•キツイ•危険、いわゆる3Kから新4Kである給与がよく、休暇がとれ、希望あるカッコいい建設業へと担い手確保のため転換する必要があります。

その中で改正法案では、国交省が労務費の基準を51の職種ごとに示すことになっていますが、解りやすく示す必要があると考えています。

また、その基準が賃金上昇の足かせになってもいけません、基準の更新頻度はどうするのか、国交省の考えを伺いました。

さらに、法案は民間の契約において、工期や請負代金の変更が受注者からあっても注文者は協議する努力義務しか課されません。

商慣行を考えると、注文者は優位な立場にあります。その中で建設業者のみがリスクを負わぬよう、公正取引委員会と連携しながら実効性ある対策をするべきと大臣に提言いたしました。

加えて、スライド条項は発注者の優位的地位を感じさせ、受注者からは納得感がないという声があります。

そのために国交省自ら民間契約の規範になれるよう制度を改めるべきと訴え、検討をお願い致しました。