水産庁から、サケマス漁業交渉について、ロシア側の都合による交渉の遅れ、漁期を過ぎた海域もあることから、割当量が1/3になったことが報告された。
水産庁も審議官を派遣し対応したが、操業隻数も半分になった。
加えて、来年以降のサケマス流し網漁業を、ロシア海域で禁止される法改正が、ロシア国会で議決され、操業出来なかった漁業者に対する経営安定対策等も含め、万全の対策を求める要望が大日本水産会からあった。
本件については、安倍総理からプーチン大統領に電話で申し入れも行っており、水産部会として万全の対応を求める決議を行った。
午後には、総理大臣官邸で菅官房長官と林農林水産大臣に、決議文を持参し、要望申し上げた。
北海道にとって重要な政治課題であり、今後も注視して参る。