21時前に到着し、根室市議会議員との懇談会に合流。
ロシア200海里海域内サケ・マス流し網漁禁止を受けての対策について、現地調査に自民党水産部会から派遣されたのだ。
13日は、根室市長をはじめ、漁協や水産加工の団体との意見交換会を行い、終了後、水産加工やトラック協会、ガソリン、木箱、商店街等の関係企業を訪ね、影響や対策について意見を聴取した。
今回のロシアによる流し網禁止措置により、紅鮭は採れなくなる。
代替漁業が無ければ、5月から7月に船員を雇用できなくなり、秋のサンマ時期にも影響が出る。
サケマスは北海道で10億尾、本州で7億尾の稚魚を放流しているが、これまで6000tを水揚げしていた根室地域に、来年から全く揚がらなくなる。
漁業、加工業、運輸業、雇用、消費等、流し網漁のサケマス資源を前提に築いてきた地域の産業に、甚大な影響を与える。
地域の衰退を食い止めるよう、万全な対応が必要だ。