GoogleシニアリサーチャーDr.Greg S Corrado氏から、AI(機械学習)の取組について拝聴した。
内燃機の軽量化が成されて、人は空を飛べるようになった。
同様にCPU等の処理スピードの高速化によりAIが可能になった。
TensorFlow
AIは、具体的なタスクに対するビッグデータから学習するツールだ。
農家が、きゅうりのサイズや形状を写真により判別する機械にAIを活用している実例が紹介された。
中村裕之から、
「囲碁の目的は、相手より広い陣地をとることだが、その目的は、
AIに最初からインプットするのか?
過去の膨大なデータから最適の手を打つ中で学ぶのか?
それとも、目的は理解せず、データに基づきゲームをするのか?」
質問させて頂いた。
良い質問です。と、前置きし、
目的は最初にインプットします。
その目的は「最も勝つ確率が高い手を打て!」
であり、後にAIが目的を学ぶことはない。
と、お答えを頂いた。
GoogleはAI技術をオープンにして、グローバル企業とパートナーシップを組ながら、更なる技術革新を目指している。