9月15日正午から、アベノミクスを成功させる会に出席。

150915abenomics 9月15日正午から、アベノミクスを成功させる会に出席。

富士通総研柯隆主席研究員から、「迷走する中国経済」と題し講演を拝聴した。

以下、要約。

習近平政権2年半
中国は王様の社会
13億6000万人のうち、10億人以上は王様の社会しか知らない

資産バブルがソフトランディングできるか?150915abemomics2

中国では、需要と供給がアンバランスになり、不動産開発等も供給過剰だ。
投資と輸出は伸びても消費は伸びない

それは、足下の賃金が上がっていないから。

最低賃金は上がっているが、平均賃金は上がってない

中国は過剰設備を抱えている上に、人口減少が始まっており、人口オーナス時代を迎えた。
加えて、一人っ子政策により、男女バランスが崩れ、男が3,000万人多い。

これは社会の不安定さをもたらす。

中国の成長の足かせは、生産性の向上が為されてない。
それは国有企業が独占的な立場にあるからだ。
生産性を上げるなら民営化すべき

そしてもうひとつ、知財が保護されていない。
これには地方政府が消極的。
偽物を取り締まると税収が減ると考えている。

中国が公表しているマクロ経済統計は信用できない。
実質成長率は5%ぐらいだろう
数字以上に問題なのは、トレンドとして下がっていることで、7%成長を見込んで生産した材が過剰在庫になり、返済計画が狂うために不良債権が出てくる。

執行部は都市化率向上を掲げており、今や54%が都市住民と公表しているが、38%しか都市住民社会保障を使ってない

都市戸籍を与えることは、利権の温床になる

影の銀行も問題で、理財商品(投資信託)の利回りは平均5%なのに、一番高い利回りは17%に達している。
これでは資金が返らない例も出てくる。

地方政府も含めた中国の公債はGDP比230%に達している

国民の上位3%、4,000万人が75%の富を握っているのが実態だ。

労働分配率も、日本の60%に対し中国は40%

今後の日本との関係は、これ以上、反日をあおると日系企業が中国を離れると考え、抑制的に付き合うだろう。

来年度から、第13次5ヶ年計画に入るが、例えば高速鉄道が現在18000キロを50000キロに延長する計画だ。

政府のこうした経済対策により、当面の危機は乗り越えると考えられる。

しかし、将来の中国には「中所得国の罠」に嵌まる可能性が高い
現在7000ドルの平均所得が1万ドル迄はいくだろうが、1万5000ドルには行かないだろう。

それはラテンアメリカ諸国の様な状況で、先進国には成りきれない。

と、経済分析を説明くださった。

やはり、中国経済に不安を感じずにはいられない。

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